1990年代は、夢のデバイスとして期待されていた「反射型液晶」(LCOS:Liquid Crystal On Silicon)技術。これを他社に先駆け、“D-ILA”(Direct drive Image Light Amplifier)パネルとして実用化したのが、日本ビクター(現JVCケンウッド)だった。かくいう筆者も1998年発表のD-ILAプロジェクタ「DLA-G10」(168万円)を購入した経験がある。まだ当時は、DVDが最新デジタル映像ディスクメディアとしてもてはやされた、HDMI端子すらない時代のこと…
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