【北京時事】中国の習近平国家主席は8日、フィリピンのドゥテルテ大統領と電話会談し、米比の連携について「地域の安全は、軍事同盟の強化に頼ることでは実現できない」と警告した。中国外務省が発表した。南シナ海で中国と領有権を争うフィリピンに対し、米側へ傾斜しないようくぎを刺した形だ。 習氏は電話会談で、軍事同盟に頼れないことを「現在の国際情勢が改めて証明した」と強調した。北大西洋条約機構(NATO)拡大がウクライナ危機を招いたとする中国やロシアの主張を念頭に置いた発言とみられる。在マニラ米大使館によれば…
Source:Jiji.com 時事通信社 [read more]