日銀の国債保有、13年ぶり減少 量的緩和を軌道修正 – 日本経済新聞

日銀の国債保有残高が13年ぶりに減少に転じた。国債購入は2%の物価目標の達成に向けた量的緩和の柱だが、保有資産の膨張で日銀の財務リスクが増す副作用を和らげる運用をしているためだ。新型コロナウイルス禍への対応で掲げた無制限の国債購入方針も、むしろ購入量を減らしやすくしている。2%目標が遠いなか、日銀は裁量で軌道修正を重ねている。日銀が5日公表した営業毎旬報告によると、2021年末の国債保有残高は

Source:Nikkei.com 日本経済新聞社 [read more]