新型コロナウイルスの治療の切り札として期待される飲み薬が、続々登場している。米製薬大手メルクの「モルヌピラビル」の他にも、同ファイザーの「パクスロビド」が米欧で緊急使用許可を受け、日本でも近く承認申請される見通しだ。国内では塩野義製薬も年内の申請を目指している。 開発中の飲み薬の多くは、ウイルスの増殖を防ぐ抗ウイルス薬だ。モルヌピラビルは「RNAポリメラーゼ」という遺伝情報の複製に必要な酵素の働きを阻害し、ウイルスが増えないようにすることで重症化を防ぐ。 ファイザーや塩野義の抗ウイルス薬は「3C…
Source:Jiji.com 時事通信社 [read more]