ロシアへの制裁の次の一手として、国際的な決済網である国際銀行間通信協会(SWIFT)からロシアを排除する案が現実味を帯びてきた。欧州内で表面化した温度差の背景と今後の展望を、国連安保理のイラン制裁パネルに勤務した経験もある東京大学公共政策大学院の鈴木一人教授に聞いた。すずき・かずと 1970年生まれ。2000年英国サセックス大学ヨ-ロッパ研究所博士課程修了。13年から15年まで国連安保理イラン制裁専門家パネル委員。20年から現職。専門は国際政治経済学や安全保障。『宇宙開発と国際政治』でサントリー学芸賞受賞。
Source:Nikkei.com 日本経済新聞社 [read more]